なんともジャンルが分からないパズルだが、正式名称不明のため私が命名したこの４ジグソー。 ここではジグソーパズル系は全く取り上げるつもりはないが、 敢えてジャンル分けするならジグソーパズルになるのだろうか？ そうだとするとこれは「究極のジグソーパズル」と呼んでもいい代物です。

上の写真を見るかぎり、上下にスライドさせればはずれそうに見えますが、 実は側面が斜めにカットしてあり 一方方向にしかはずれないようになっているのです（写真２）。つまり上下方向にずらそうとしても途中で 止まってしまう、横方向には当然動かない、さあどうする！というのが問題のパズルなのです。 ジグソーの曲線部分の大きさと、このパズルの厚みのバランスがちょうどでないと成立しないという 見事な仕組みに本当に感心するパズルです。

中にはいじっているうちに勝手にバラッとはずれてしまうラッキーな人もいますが、 はずし方を知らないのに組まなければならないはめになるほどアンラッキーな事はないです。

このパズルはオーストラリアで購入したもので、 「４Ｔ−Ｐｕｚｚｌｅ」 と同じ会社が売り出して いたものなので、多分日本では入手不可能な貴重な品だと思います。

その後判明、発売元は当時BinaryArts。 現 ThinkFun。